一人でキャンプを楽しむ
キャンプといえば気の合う仲間や家族連れで楽しみ、協力していくのが魅力です。
しかし、近年では1人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」が流行りだし、自由気ままに過ごす人が多くいます。
誰にも縛られず、ビルや住居のような建物もなく、解放的な空間で過ごせるのが特徴です。
他にも一緒にキャンプする相手とのスケジュール調整がいらず、気軽に行ける利点もあります。
楽しみ方は人によってさまざまですが、代表的な楽しみ方を3つ紹介していき、訪れた際は参考にしてみてください。
念入りな準備が重要
ソロキャンプは準備の段階から楽しいものです。
まるで初めての遠足の前日を迎える園児のように、何を持っていくかワクワクすることでしょう。
もちろん、テントやシュラフ、ランタンのような必需品は欠かせませんが、キャンプ場で何をするかは個人によって異なります。
例えばキャンプ経験者でも難しい、火打ち石を使った火起こしを挑戦してみてはいかがでしょうか。
ライターやマッチを使わずに行えば、もし燃料が切れた場合でも生活できます。
なにより得られる達成感が大きく、やり方はシンプルで挑戦しやすいです。
もし火起こしするときは、麻紐・火打ち石、火打ち金を忘れずに持っていってください。
前日に雨が降った場合は、乾燥した薪を持っていくといいでしょう。
非日常な空間を楽しめる
ソロキャンプをすると、日常にはない非日常の雰囲気が楽しめます。
季節、時間帯、キャンプ場によって感じ方は異なるでしょう。
例えば冬の夜で山にキャンプをした場合、場所に寄りますが澄んだ空気の中できれいな星空を楽しめます。
もしキャンプではなくて自宅だったら、雰囲気もなく、時には周辺の騒音で台無しになるかもしれません。
条件を変えて夏の夕方で河川の近くでキャンプをすれば、川の流れる音や虫の鳴き声しか聞こえない世界になり、朝目覚めれば鳥たちの声が響き渡ります。
せわしい日常から離れて、非日常感を堪能するなら、ソロキャンプはおすすめです。
アクティビティも大事
ソロキャンプの楽しみ方はキャンプをするだけではありません。
アクティビティをスケジュールに加えれば、ソロキャンプがより一層楽しめます。
例えばキャンプツーリングとして、バイクで目的まで行くと道のりが気持ちがいいです。
登山やハイキングも楽しいですが、体の負担が少ない手段になります。
ソロキャンプとキャンプツーリングの特徴である気軽さが合わさって、時間が遠い場所でも問題ありません。
他にも河川でキャンプをするなら川釣りができ、秋で旬の魚となるアユやヤマメがおいしいです。
調味料も塩があれば塩焼きで食べられるため、少ない荷物で済みます。
特に中流から下流辺りは流れが比較的緩やかで、初めての人でも楽しめる環境です。