ペグハンマーの選び方

ペグを打ち込む役割がある

ペグハンマーはペグを打ち込むために使います。
ペグとは杭のことで、テントやタープを固定する役割です。
深く打ち込めば強風でも飛ばず、安心してキャンプを楽しめます。

たまにペグハンマーを忘れて、辺りに転がっている石や持ってきた飲み物で打ち付ける人がいますが、打ち込みにくいです。
力強い男性なら打ち込みができるかもしれませんが、女性だとペグハンマーなしでは固定できません。
しかし、杭を打つ役割が果たせればいいわけではなく、ユーザーに合わせた選び方が必要です。
そこで、ペグハンマーの選び方をいくつかの軸に合わせて紹介します。

重い物を選ぶと打ち込みやすい

重いペグハンマーを選んだ方が、硬い地面でも打ち込めます。
雨が降った地面だと多少軟らかくて打ち込みやすいですが、何日も雨が降ってなくて乾いた地面だと打ち込みにくいです。
他にも石が多くて打ち込みにくかったり、ペグがプラスチック製やゴム製だったりするときは大変でしょう。

しかし、重いペグハンマーがあれば、すぐに解決します。
重さの目安は500g前後で、持ち運びを考慮した重さを選びましょう。
駐車場との距離が近いキャンプであれば、扱える重さのペグハンマーが最適です。
怪我をしないように、周りに気を付けて使用してください。

やわらかい物を選ぶとペグが変形しない

素材はプラスチックやゴムのような軟らかいものから、鉄や銅、ステンレスのような硬いものまであります。
素材が軟らかいと安価になり、扱いが難しいです。
そのため、ペグハンマーを扱うのが初めてなら、硬い素材を使用するのがおすすめになります。
杭をまっすぐ打ち込む感覚をつかめれば、軟らかい素材でもテントを固定するのが可能です。

初心者がプラスチックやゴムのペグを使って打ち込むと、杭は曲がってしまいます。
特に気を付けてほしいのがペグとハンマーの素材を合わせることです。

例えばプラスチックのペグをステンレスのハンマーで打つと、ペグが変形してしまいます。
反対にペグが硬くてハンマーが軟らかいと、打ち込むのに大きな力が必要です。
ペグハンマーを選ぶ際は、素材を合わせましょう。

種類が豊富

ペグ抜きをする際は、ペグやハンマーにいくつかの種類があります。
ペグはピンペグやネイルペグ、U字・V字・X字・Y字など豊富です。
ピンペグはリングやフックの形をしていて、軟らかい地面に適しています。

ネイルペグは釘の形をしていて、ハンマーの力が伝わりやすいです。
U字・V字・X字・Y字は軽量かつ曲がりにくく、抜けにくい特徴があります。

ハンマーはフック型やホール型、かぎ爪型などが使用され、ペグの形に合わせるといいでしょう。
ペグハンマーとして購入すれば、適したペグとハンマーが揃います。
ただし、ペグの本数が不足する場合があるため、同じ素材のペグを追加してください。

おすすめ記事