手軽にお湯を沸かせる
ケトルはお湯を沸かすためにあり、手軽に早く湧かせられるのが魅力です。
自然の中でまったりとコーヒーやスープを飲むときに使用したり、食事をしたりするときに使用します。
使い方は火の上にケトルを設置して熱するだけで、誰でも簡単に利用可能。
どのように熱するかによって焚き火台も変わりますが、そもそもどのケトルを購入すればいいのかわからないものです。
そこでどのケトルを購入すればいいのかを判断する選び方を解説します。
自分にあったタイプを選ぼう
ケトルにはいくつか種類があり、やかんタイプ、縦長タイプ、寸胴タイプがよく使われます。
やかんタイプは底が広く、高さも低くてすぐに温まるのが特徴です。
熱が伝わるポイントが広く、他のタイプより温まるスピードが速くて利便性があります。
注ぎ口はこぼれないような仕様になっていて安全に使えて便利です。
大きいものから小さいものまであり、荷物を占領することはありません。
縦長タイプはお湯をたくさん沸かせられて、複数人で使用するときに最適です。
持ち手が横についていて、加熱の工夫をすれば直火でも持てます。
やかんタイプより大きいため、荷物の幅を取るのが難点。
風が強いと倒れやすいため、使用しないときはしまっておきましょう。
中に水を入れておけば、重しにもなれて便利です。
寸胴タイプは料理に使うもので、ゆでたり炒めたりするときに使います。
寸胴のなかにものを入れておけば、荷物がかさばりません。荷物を少なくしたいときに使えて、便利なタイプです。
ステレンスかホーロー製か
素材はアルミ製、銅製、ステンレス製、ホーロー製があります。
軽量が使い勝手がいいのはアルミ製で、熱がすぐ伝わるのが特徴です。
熱しやすく冷めやすい、やかんタイプに多い素材になっています。
銅製も熱伝導がよく、アルミ製よりも丈夫で、長期的に使用するならおすすめです。
ステンレス製は重みがありますが、高火力でも耐えられる性能があります。
焚き火のような火力を使う場合に最適で、キャンプに持っていく人が多いです。
ホーロー製は見た目が良く、デザインに優れています。
保温性が高く、熱が冷めにくいです。
焚き火のような不規則な火力よりも、コンロのような一定的な火力で使うのが最適になります。
人数で容量を決めよう
容量は1リットル未満のケトルから1.5リットルあたりが最適です。
複数人で使用したり、駐車場から近いキャンプ場であれば2リットルでも構いませんが、基本的に1.5リットルが複数回使用すれば充分です。
目安は1人用が容量0.5リットル、3人用なら1リットル、4人以上なら1.5リットルになります。
容量が大きければ安心という点もありますが、持ち運びを考慮した大きさを考えておきましょう。
