冬のソロキャンプの魅力とは

冬ソロキャンプの魅力

冬のソロキャンプはハードルが高くて、暖かい家の中で過ごした方がいいと思う人がいることでしょう。
しかし、実際にキャンプしてみれば他の季節では味わえない魅力が詰まっています。
例えば冬の星空は夏よりも鮮明に見えて、心が落ち着いて魅力的です。

山の方に行けば視界が開けて、ランタンの明かりを消せば見たことのない景色を見れます。
また、焚き火をして温まるのも冬の醍醐味で、ゆらゆら揺れる炎やパチパチと鳴り響く音を聞くのがおすすめですよ。
複数人で行かないソロキャンプだからこそ、他人に気遣うことなく満足するまで自由に過ごせます。

注意点

冬のソロキャンプならではの注意点が3つあります。
1つ目は一酸化炭素中毒で、焚き火や石油ストーブを使う冬では注意が必要です。
一酸化炭素は有毒物質で、換気をしたり火を消したりしないと呼吸ができなくなります。
特に就寝時にテント内が一酸化炭素で充満してしまうと、かなり危険です。

2つ目の注意点で、最悪の場合は放っていた炎が炎上し、燃え広がってしまうかもしれません。
対策として炎の周りに燃えやすいものを置かないことと、風の影響を加味することです。

3つ目は冬ならではの注意点で、低体温症や凍傷には気を付けてください。
特に山でキャンプすると気温が低く、正午が暖かくて軽装で来たとき公開をします。
必ず暖かい服と暖かい寝床を用意しましょう。

おすすめのアイテム

冬のソロキャンプでおすすめのアイテムは3つです。
1つ目のおすすめアイテムはテントになります。

冬の寒い日かつ雪が降っていると、設営に時間をかけたくないものです。
そのため、設営が簡単にできて居住空間が確保されたテントがおすすめになります。
夏用とは違って室内の温度を暖かく保てる素材で、タープを重ねればより室内が暖まるのが特徴的です。

2つ目はストーブで、軽量で高性能なものがおすすめになります。
火災が発生しないように、ヒートパネルが付いたストーブにしたほうがいいです。

3つ目は一酸化炭素チェッカーのギアで、冬の必須アイテムになります。
一酸化炭素は火災から発生する煙と勘違いする人が多いですが、一酸化炭素は煙より先に発生する気体です。
先に知らせてくれれば、命が助かるシチュエーションが出てくるでしょう。

設営時のポイント

雪が降り積もっているとき、地面を踏んで平らにしてからテントを設営しましょう。
寝るとき凹凸ができて、眠りにくくなってしまいます。
踏むのが困難な場合は、除雪作業をして雪をどかしておきましょう。
テントを設営したらペグを打ち込みますが、積雪が深いと刺さらないかもしれません。

特に山のキャンプになると強風が吹く場合があるため、テントがひっくり返ってしまう恐れがあります。
テントを設営できたら、インナーマットを敷いておくのがおすすめです。
布1枚の下が雪だと、どうしても冷えてしまいます。

インナーマットがあれば断熱効果が得られるだけではなく、設営をミスしても床の凹凸が亡くなって快適に寝られますよ。
大きさもコンパクトにまとめられるタイプが一般的であるため、荷物を圧迫することはありません。

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