焚き火をするためにキャンプするという人もいるほど、キャンプにおいて焚き火は楽しみの一つ。
暖を取るためだけではなく、リラックスするために焚き火がぴったりです。
あたたかく燃える火を見ているだけで、ゆったりとした気分になれます。
焚き火には癒し効果がある
焚き火には光や音、振動に含まれる特別なリズム「1/f分のゆらぎ」と呼ばれる癒し効果があります。
この「1/f分のゆらぎ」にはリラックス時の脳波であるα波が増える効果があり、ぼんやりと火を見つめているだけで安らいだ気分になるのです。
焚き火のやり方
場所によっては直火OKなところもありますが、最近は少なくなっているので焚き火台があるといいでしょう。
焚き火をする場所はテントから3m以上離れた場所で行います。火の粉でテントに穴があいてしまうことを防ぐためです。
焚き火台に着火剤を置き、細い木やおがくずを載せ、薪を組んでいきます。あまり薪を載せると空気の通り道がなくなり、火が消えてしまうので注意してください。
横から見た時にピラミッドになっていることがポイントです。火がまんべんなく回るように、火をつけていきます。
焚き火の時はコットン素材の服がおすすめ
焚き火では飛び火が舞うこともあるため、服につくと穴をあけてしまうことがあります。
焚き火の時に着る服というのも決めておくといいでしょう。
そこでおすすめなのがコットン素材です。化繊と比べると燃えにくくなっています。
コットン素材でポンチョのように羽織れる物が1枚あると便利です。
穴があいてしまうのを防げますし、煙のにおいもある程度ガードしてくれます。
炭はきちんと処分しよう
焚き火を楽しんだ後は火が完全に消えていることを確認しましょう。
水をかけて消すのはいけません。完全に消えないだけではなく、急激な温度変化で焚き火台を傷めてしまいます。
燃え残った炭は、施設の炭捨て場に捨てるか、もち帰って燃えるゴミとして処分してください。
炭は自然に帰らないので、放置したり、土に埋めたりするのはNGです。